番外編 棚づくり 後編 つか出来上がり

やり始めると早いもので…

とんとん拍子に進みます。

まず、もともとフローリングであったので、畳にした。

この畳ほんものの琉球畳です。

「縁がない畳」を琉球畳と一般認知されているが、間違ってます。

畳屋あるある…で話すと長くなる…

通常は畳といえば「いぐさ」となるのですが、

七島藺(しっとうい)というカヤツリグサで織られているのが本物琉球畳です。

沖縄地方は全部この畳とか自称中級者的な知ったかぶり

の方々が誤ったこと広めてしまい、メディアなどにも浸透してしまった。

このように歴史というのはそんな感じで浸透するんだなぁと常々思う。

ちなみ、価格は時価なのでそれなりにする畳です。

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床きたねーな。

まぁさておき、

フローリングの巾木が5mmほどあるので、その分もトリマーでカットしました。

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こんな感じで壁にピッタリ。

巾木に当てて最後は下地にビスを止める予定だが、中空になっているので、

畳を抜くことができ、なんとか畳の交換はできると思う。

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壁から壁は1680mm 木の厚みは30mm 大入れの溝は15㎜

棚板は1680-(15*2)=1650 やや甘め気味でカットをする。
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いい感じに収まってます。

1680幅だが、きつ過ぎると破壊しかねないのでまぁこんなものかな?

(ちなみ、一番出来のいい写真を使用)

トリマーの刃はセット物で2000円くらいの安物ビットで削りまくったので、

切れ味が悪くなり、がたがたになり、ホームセンターに走ったりと・・・・いろいろありました。

このような結構ガチでするとやっぱ耐久性はないものです。

最終はしっかり収まりましたが、商売はできるもの仕上がりではありません。
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棚はすっとはいるものもあれば、ゴムハンマーで押してはいるものも…

やはり素人DIYの精度が…現れる。

金属ハンマーなどで大入れ部分の木殺しは特にしていません。
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そんな感じで完成!ワトコオイルの匂いが漂っております。

換気扇24時間駆動中。

一番下は2枚板です。ビスケットでジョイントしてます。

木の味が出ています。突貫でした割にはまぁまぁうまくいきました。
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パソコンデスクは3年前に作ったヒノキの天板。圧着不足の失敗です

おなじワトコオイル

 


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畳を殺すことなくできました。
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いざ本を置いてみると…

趣味がばれてしまう…

一棚コミックなら100冊はいけます。おかげで部屋が広くなりました。

これで仕事のデスクワークがはかどる。

本は重たいので、経年でたわみが発生すると思い、

金属のL字を中央に噛ましてます。

これだけはシンプルに行けなかったので唯一の妥協です。

横は下地に2か所ビスで固定してます。倒れることはまずないですが…

出来るだけビスは入れたくなかったが…もうなんのこだわりかわからなくなってくるので、妥協じゃ。 

 

ちなみに、座って仕事をすると、痔になるリスクや、ストレス、足の運動不足が進むそうです。僕は立ち仕事でよかった。

 

とりあえず材料は費用15000円ほどで出来ました。治具代も入れて

仕様電動工具

  • 卓上丸鋸
  • 18vインパク
  • ビスケットジョインター
  • 18vトリマー
  • ジグソー (説明むずいけどほぼ一回だけ)
  • オービタルサンダー
  • ブロア(掃除)
  • グラインダー(バリ取りと気持ち面取り)

ほぼマキタ製品です

集塵機ほしいなぁ

また小物を作っていきます。